相手の立場に立つこと

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私がディレクターにとって必須だと考えているスキル「相手の要望の芯を叶える」について、もう少し突っ込んでいきたいと思っています。

相手の要望の芯を叶えるためのステップとしては以下の順番ではないかと思います。

相手の要望の芯を叶える5ステップ

  1. 相手の立場に立つ
  2. 相手はどうしたいのかを考える(相手の要望を見極める)
  3. 自分の立場に戻る
  4. 相手の要望をどうすれば叶えることができる考える
  5. 相手の要望を実行する(相手の要望の芯を叶える)
今回は、1つめの「相手の立場に立つ」ことについて書きます。
ワイヤーフレーム勉強会のふろくで配った、「視点と範囲の考え方」を具体化したものになります。

下の図は、Web制作における関係者の一例です。



さて、我々ディレクターやデザイナーなどは、上図でのCもしくはD、またはC・Dを兼務していると思われます。

今回は自分がCの立場であると仮定した上で説明していきたいと思います。

通常、ステップ1の「相手の立場に立つ」ということは現実的には不可能です。
ですので、想像してシミュレーションすることになります。
その場合、Cから上向きに出ている青色↑の視点で想像すると、Bの担当者と視界のズレが発生します。
「相手の立場に立つ」ということは、いわば相手に憑依することであって、
Bの担当者から出ている青色↑とオレンジ↓の両方を指します。



そして、忘れてはいけないのは、Bは常にエンドユーザーやクライアントの動向なども考えていて、
Bの立場から、さらに上で書いた「相手の立場に立つ」ということを行なっているということです。

ということは、我々がBの要望を汲み取ろうと思うと、下図のようなBの視界+αを理解する必要があると思います。


かと言って、Bと現実的に同じ立場に立つことは不可能です。
想像し、シミュレーションするしか我々には方法がないということも現実です。
では、どうすれば、そのシミュレーションができるだけ現実に近くなるのでしょうか。

それは、Bからできる限り状況や情報を手に入れ、理解することだと思います。

相手の立場に立つために必要なことのうち、特に大切だと思うものは以下の2つです。

相手の立場に立つために大切な2つのこと

  1. 商品・サービス・企業についての情報を集める
  2. Bとコミュニケーションを円滑にする方法を探し、実行する
商品・サービス・企業についての情報を集めるために
現在、Webが発達し、多くの情報を手に入れることが可能です。
既存の商品についての情報などは、ある程度Webで取得できます。
また、一般向けの商品の場合などは、量販店などで印刷物を手に入れたりできることもあります。
新商品・サービスなどについては、担当者と納得できるまでやり取りをすることが必要です。
直接関係しない商品などの情報も時として参考になる場合もあります。

Bとコミュニケーションを円滑にする方法を探し、実行するために
相手の性格などに合わせて、話し方などを変えることもあってもいいかもしれませんが、
共通言語としてのマーケティング・一般用語などの勉強・理解も必要だと思います。
また、我々が当たり前に使っている言葉も、担当者にとっては未知の言葉であることも。
「一言で言うと〜」と説明できるようになっておくことも必要だと思います。

相手の立場に立つということは、結果として相手の困りごとを見極めることにつながります。

次回は2つめの「相手はどうしたいのかを考える(相手の要望を見極める)」を書きたいなと思っています。
時期は未定にさせておいてください。

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