ディレクター必須スキルー相手の要望の「芯」を叶える

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今回は求められているものを取り出すことについて書こうと思います。



 

先日あった出来事です。

 

クライアントからトータル1500ページ程度でターゲット別サイトが3つ存在するwebサイトの
制作マニュアルを依頼されました。
まずはザッと一覧できる「たたき」状態のものが欲しい、その後つめていきましょうとのこと。

そのwebサイトを担当しているデザイナーにマニュアルの作成を頼んだところ、
提出日になって出てきたのは、とてもキレイにデザインされたページ数ページ。
部分的にしかなく、全体がどうなるのかはわかりませんでした。

途中で、どうも様子がおかしいな、とは思っていたので、
「まずは手書きでもいいので全体を俯瞰で見れるように全部出してみてね」と言っていたんですが、うまく伝わっていなかったようです。

自分がデザイナーであってもコーダーであっても、もちろんディレクターであっても、
共通して言えること、それは「相手の要望を正確+αに叶えることが自分に求められている」ということです。

そのときであれば、クライアントはキレイにデザインしたものを求めてはいません。

どんな内容になるのかのリストさえあれば、クライアントの要望は満たされました。

そのリストを作るために、まず全部を見ていくということは必要ですし、
リストの詳細まである程度具体的になっているとより良い、
さらに言うと具体的な内容がわかりやすくレイアウトされている、これが+α部分です。

だけど、クライアントの要望の「芯」の部分が抜け落ちてしまっては、
いくら美しいデザインであってもそれは「ゼロ」なのです。

ですので、項目を一覧できるものがないため、提出できる状態にはありませんでした。



 

それぞれの得意分野があるがために起こりがちなこと。

例えばデザイナーなら、「芯」のない見た目だけ美しいデザイン。
例えばコーダーなら、「芯」のないテクニックだけ先行したコーディング。
例えばディレクターなら、「芯」のないスケジュール本位のディレクション。

そもそも今回のお仕事は何を目的としているのか、
それを汲み取らないまま上辺だけ得意分野で取り繕うことはできないと思うのです。

 

さて、この「芯」とは何なのでしょう。

webサイトでは、それは「ゴール」という言葉が一番近いかもしれません。

ゴールそのものを勘違いしていまうこともよく起きます。

webサイトのゴールを「リニューアルすること」と勘違いしたりなど。

リニューアルすることによって、「新商品をPRすること」が本当のゴールだったりするのに。

ゴールはひとつだけではありません。
リニューアルすることによって、「活発に新商品をPRできる環境をつくること」もあるかもしれません。
そうすると、運用体制によっては、スキルが高くなくても簡単に更新できる仕組みを考える必要もあるかもしれません。

ですので、もし自分が誰かから仕事を頼まれたとき、「芯」の部分が抜け落ちている、
もしくはゴールの手前などに勘違いしてると思った場合、そこをおざなりにしないようにしたほうがいいと思います。

「芯」の部分の認識違いがクレームのもとだったりします。

「芯」さえ間違っていなければ、その方法は様々で何が正しいかはケースバイケースです。

 

相手が何を求めているのか取り出すことを忘れていないか自問自答したいものです。

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